想いやりは、みんなの心

         今年の重要プロジェクト・・・折り鶴を折ることで内戦が続くシリア・アレッポで白血病で苦しんでいる「イブラーヒーム・アドナーン・ハサン(8歳)」ちゃんの命を守ります。告知日(  月  日)
                                                 

 もっと心得ましょう・・・想いやりの心           




   振り返りますと、禎子(さだこ)の人生は一体何だったのか?
  はたからみれば、12年間の辛いだけの人生ではなかったかと思うのです。
   しかし、実は神様から大きな使命を与えられていた事が良く解ります。
  そうでなければ説明のつかない事がありすぎます。
   たった12歳の子が何故全ての苦から耐える事が出来たのか?
   そんな日々を思い出しますと、両親は本当に辛く悔しかったであろう思います。
  禎子は自分の命の長さを解っていました。
  極端にお金に困っている経済的環境、体に突き刺さる痛みを毎日耐える肉体的苦痛、自分
   一人でじっと我慢しなければならない精神的苦痛を時間と闘いながら耐え続けま した.

  それを後で知った母は1993年、父は1998年、ザンゲしてもザンゲしても、なお足りない
  強い悲しみを持ったまま、生涯を閉じました。

   親が子にかける愛情の深さと量は、海より深いと言われていますが、禎子はその両親の思い
  を何倍も超えて気を配り、想いやりました。
   
   痛くて動きにくい指で、来る日も来る日も折り鶴を折り続けたのです。

   その願いはとても単純でした。お父ちゃんの借金が早くなくなりますように・・・・
  早く家に帰れますように・・・・中学校に早く行けますように・・・・そんなちっちゃな願いを
  折り鶴にたのみました。

  この禎子の心と行いは、極限の苦痛を禎子が受け入れることを決断し、その実行を自分に
  課した時、禎子自身が、人間が味わう苦痛の領域を超えたのです。
  そうでなければ、13歳の少女が我慢できるはずはありませんでした。

   禎子は全ての苦痛を主治医や看護師、家族にも隠し通しました。
    
  「いたいよ!こわいよ!」  
  どれだけお母ちゃんに聞いてほしかったことでしょう!
   しかし、入院中も命が切れる時も、言わなかったのです。
  その心掛けこそが「想いやりの心」そのものなのです。
  
   「想いやりの」の原点とは、「私事よりあなたのほうが大切です」という心なのです。
    
     「You rather than Me」・・・・「You before Me

   今年の目標(積極的社会貢献)
  ※ いじめと差別をなくすための象徴をハッキリするために、ピンク色の折り鶴を世界中に
     広めます。
  ※ 日米、その他世界の教育者が、子ども達の教育について議論し、未来の子供達に共通
     の理念を共有する教育会議(教育サミット)を開催します。