活動報告



<報告>

2007年1月8日
私<Yuji>はパールハーバーに行きました。現地の方々と一緒になって、折り鶴贈呈式を行いました。
2016年5月、オバマ大統領が広島を訪問され、自ら折った4羽の折り鶴を広島平和記念資料館と後日、長崎原爆資料館に2羽寄贈くださいました。これは歴史に残る英断であり、とても心のこもった贈り物だと思いました。又安倍首相が昨年末パールハーバーを訪問し、奇襲攻撃で犠牲になられた方々の御霊に対し慰霊され、不戦の誓いをされ、オバマ大統領と共に世界平和へのアピールをなさいました。
人に対する評価は、その方の地位が高いほど分かれるものです。でも大切なのは、声に出して言う事が最も重要な事なのです。
何故なら、行動を起こすつもりの無い人は心にも置かないし、口にも出さないのです。でも口に出せば、聞いた人にはそのような行動を起こしてくださいと言うメッセージなのですから、そんな心構えが平和への心をつなげる糸口になるんだと、しっかり受け止め、そのように努力していかなければいけないと思うのです。それで良いじゃ〜ないですか、物事は誰かの一言から始まり1から2、2から3へとつながって行くのですから・・・・。心を動かさなければ絶対につながることもないし、1ミリも先には進まないのです。

8日パールハーバーには、安倍首相が折られた折り鶴と、首相夫人が折られた折り鶴と、パールハーバーに突別攻撃した生き残りの方、広島の市民、生徒さん、全国の平和を祈る市民、生徒さん、ハワイの日系の方、その他現地の方々の折られた折り鶴がパールハーバーに集い献納されました。
これはYujiがアメリカ大統領の心に対し、又パールハーバーメモリアル施設に対し、禎子の折り鶴が結んでくれた縁を大切にし、日米の心の終戦をもっと推し進める為に企画して、安倍総理夫人の大きな支えの基に実行されたものであり、現地の方々を含めて、この寄贈式を受け入れ盛り上げて下さった方々に対し、心からお礼を申し上げます。
そしてパールハーバーで犠牲になられた英霊に対し心から哀悼の誠を捧げます。

今年は一人一人の絆を強く結びつけて、折り鶴が「祈り鶴」としての本領を発揮できますように頑張ってまいります。
これからも皆様のご支援を頂きますように心からお願い致します。
                  <Yuji>



活動報告


志摩市の市民の皆様ありがとうございました。    


2017年2月11日
三重県の志摩市磯部生涯学習センターに講演に行かせていただき
ました。三重県教職員組合志摩支部が企画され、過去の戦争体験
をもとに未来の平和を希求する為の心掛けをお話し、合わせて禎子
の生きた12年の生き様から教えられた、
「想いやり」と言う心の神
髄や、考え方の違いを乗り越える心の在り方をお伝えいたしました。

最後に3人の方から質問がありました。


1・・・(中学生)カンボジアの地雷の除去に参加したいのですがどうし
たらいいですか?

※あなたの思いはすごい意味のある事で、その事をしようとする意思を
持ち続ける事が大切です。一人一人に使命がある事を忘れないでく
ださい。使命とは・・・自分の命を社会の為に使い、役に立てる事を言
います。

2・・・(中学生)日本は核抑止力の傘の中ですが佐々木さんはどう
思いますか?

※まず、国としての考え方と、個人としての考え方を分ける必要があり
ます。国が決めたことは法治国家であれば、その国民は好むと好まざ
るとにかかわらず従わねばなりません!しかしその事に対して意見を言
う事は認められています。それが民主主義と言うものではないでしょう
か。しかも、その決定をする議員を選んだのは私達ですから・・・だから
日頃から、自分自身が政治にも関心を持って見続ける必要かある事
を認識しましょう。

それから個人的な考え方を言う場合の心の姿勢があります。それは、
聞かれている事柄に対して、イエス、ノーの答えを出す前に相手に何
故あなたは、そのように考えるのですか?と尋ねる心の余裕が必要で
す。そうでないと主観的な視方(みかた)で相手を観る事になり、自分
の考えや思いと違った時、あなたと相手の間に対立の壁立ちます。

一旦壁が立つと先には進めません。これではいけないのだと気付くまで
1ミリも進むことは出来ません。それは知恵ある人が取るべき手段とし
ては愚かなことではないですか?そう思ったらすぐ、あなたの方から先に
進む道をとるべきです。

それが「想いやり」であり、「私よりあなた」・・・
You  rathar than Me  ! の心なのです。



3・・・(一般の方)今日はただ単なる禎子の思い出の話かと思って聞
き及んでいたが、禎子が教えた「想いやり」の心が、講話全体の大き
な主旨につながっていて、概略その主旨に感銘したとの発言がありま
した。





サダコの「折り鶴」


この折り鶴は、禎子が自分の命が終わると知ってしまったと
きから折った折り鶴です。今は太平洋戦争のキッカケを作っ
た、ハワイ・パールハーバーのメモリアル記念館に永久展示
してあります。その他の禎子折り鶴はニューヨーク9・11
同時多発テロ追悼センターやロスアンゼルスの日系博物館、
同じくロスのユダヤ博物館(アンネの日記と共に展示中)、
又トルーマン図書館のメインホールに展示してございます。


  SADAKO LEGACY 認可                                                                                                           



2009年6月13日、内閣府よりNPO法人SADAKO  LEGACY が認許されました。私は理事長の佐々木雅弘です。そして原爆の子の像のモデルである折り鶴の少女「佐々木禎子」の兄です。これまでの活動の概要は、メニュー「これまでの活動軌跡」をご覧ください。
2010年絵本「海を渡った折り鶴」を監修し発刊する。
2013年「禎子の千羽鶴」を発刊する。



yujiのライブ     「祈り」を作詞作曲した「禎子」の甥


2002年、モンゴルで行われた国際音楽祭に招待され、グラ
ンプリを獲得した。

ソニーエンターテイメントからメジャーデビューして現在もラ
イヴ活動も行う。

2010年、自ら作詞作曲した「祈り」を紅白歌合戦で歌手
「クミコ」さんに託し、世界に放映される。SADAKO  
LEGACYの副理事長として歌と禎子の心を世界に伝える